東北大学井上総長の不正論文疑惑がまだまだ、尾をひいている。
9月5日付けの朝日新聞(宮城版)が報じている。
東北大の井上明久総長らの研究論文に再現性がないと指摘された問題で、同大の大村泉・経済学研究科教授と高橋禮二郎・国際文化研究科客員教授は4日、日本金属学会に2回目の「質問書」を電子メールで送った。同学会は論文が掲載された材料学の学術誌(英文)を編集しており、両教授の質問は、この学術誌に井上総長自身が説明を掲載することを狙ったものだ。
この問題は、井上総長らが90年代に発表した金属ガラスの複数の論文に不正があるとする匿名の告発で浮上。大学の対応委員会が昨年末、「事実無根」とする報告書を公表している。
両教授らは大学側の調査が不十分だとして今年4月、同学会に質問書を送り、見解を求めた。
しかし「論文の疑義に対する説明責任は著者にあり、質問は著者にすべきだ」と突き返された。
そこで、「掲載論文の内容が別のグループの結果と違う場合には誌上で討論する」という学術誌のルールに着目した。このルールに基づけば、論文に質問が寄せられた場合、内容が非常識でない限り、編集部は論文の著者に質問を転送して回答を要請。質問と回答をセットで学術誌に公開するのが通例だ。
両教授は「研究者としての井上総長自身が専門家の討論の場で説明しなければ、東北大全体にかかった疑念は晴れない」と話している。
全く、まだ、東北大学は決着をつけれないんだ。